歯科医師国家試験対策のデンタルオレンジ
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111回歯科医師国家試験:どうなる?領域!

 

5月8日、111回からの新出題基準が厚生労働書から発表されました。
これまでは平成28年3月の歯科医師国家試験制度改善検討部会報告書による概要しかわかりませんでしたが、これでようやく詳細が明らかに!!!と思いきや、また新たな難問が、、、。各論の数が変更になったことにより、これまでの領域の区分が変わってしまう可能性が大きくなってしまいました。
 

110回までの領域区分

 これまでは領域A、領域B、領域Cの3つの領域でそれぞれ相対評価によるボーダーが設定され、合格するためにはそれらすべてを満たす必要がありました。
 
それぞれの領域ですが、ざっくりいうと以下のような内容となっていました。

領域A
 すべての科目の総論分野
領域B
 各論1:予防歯科
 各論2:成長2科(小児・矯正)
 各論3:保存3科(修復・歯内・歯周)
領域C
 各論4:外科3科(外科・麻酔・放射)
 各論5:補綴3科(冠橋・部分床・全部床)
 各論6:高齢者

 
そして平成28年の検討部会報告書においても

こういった図が示されていたため、領域についてはこれまで通りの内容でいく可能性が高いと考えられていました。
 
 
 

今回発表されたブループリントでは

が、、、、今回のブループリントをみてみると、各論1がなーい!!!!

 
 各論の最後に
※ 歯科医学各論において、出題割合の約 6%を歯科疾患の予防・管理に関する項目から出題する。
とあることから予防歯科自体が無くなったわけではなく、それぞれの各論に振り分けられたようです。
 
しかしこれまでと同じように科目を振り分けるとしたら
 総論 → 領域A
 各論Ⅰ、Ⅱ → 領域B 出題割合44%
 各論Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ → 領域C 出題割合58%
 
うーん、領域Bと領域Cで14%も差があって良いものなのか、、、、。 
各論Ⅴの高齢者を領域Bに入れるとバランスはもう少し取れそうですが、領域の区切りがきれいじゃないですね。
まさかの各論Ⅰ(小児・矯正)、Ⅲ(外科3科)、Ⅴ(高齢者)と各論Ⅱ(保存3科)、Ⅳ(補綴3科)??
まさかまさかの各論だけの問題じゃなくて、総論も含めてすべて再構成????
 
さて、、困りました。
 
 


結局は「バランス」、ただしこれまで以上に細心の注意を!

 上で述べたことは、根拠のない予想にしか過ぎません。
受験生の皆さんにはとても酷な話ですが、結局は「どういう区分にされても損をしないよう、バランスをきっちりと整える」以外に対処のしようは無いでしょう。なぐさめにならないかもしれませんが、条件はみんな同じです。
 
そこでひとつ注意してほしいのが、バランスを取る際に使う数字。
定期試験などでは一般的に「60%以上で合格」という絶対基準が使われますので、その延長で国家試験の模試においても正答率を判断基準としている受験生が多数いますが、領域は相対評価!!!!!偏差値を見なければ、なんにも評価できません
 
まずは平均(偏差値50)をまんべんなくすべての科目で越えること。
その次は段階的に全体を偏差値55に、60にとあげていけば言うことなしです!
 
 
それにしても、なんでこんなことで悩まなくてはいけないのか、、、。
別に受験生も教える立場の私たちもズルいことをしたいわけじゃなくて、ただただ戦うためのルールを教えてほしいだけなのに。
受験生の皆さんにとっては本当に試練の連続だと思いますが、だからこそいち早く抜け出せるようにがんばりましょうね。私もがんばります。