歯科医師国家試験対策のデンタルオレンジ
Larutan
歯科医師国家試験対策のデンタルオレンジ
Larutan
歯科国試対策の方法

春の学習目標:5年生

 
5年生からはじめれば本番まで22か月。かなりの時間を対策に使うことができます。ただ長期間に渡る勉強では、一度得た知識をキープするためのメインテナンスが不可欠です。それも計画に盛り込みながら、確実な合格をめざしていきましょう!
   
これまでの学習量や理解の程度は人それぞれだと思いますが、ここでは一般的に推奨する学習計画をご説明します。
 

 5年生向け:春の学習目標

長期的な計画としては
5年生の3月までに過去問一周目
6年生の8月末(模試直前)までに過去問二周目
でいきましょう。
 
過去問一周目は、一冊ずつ短期間で学習するのがおすすめです。一冊に数ヶ月かけてしまうと、その問題集が終わる頃には最初の方の記憶は薄くなってしまいます。これでは全体的な把握ができません。
5年生からスタートした場合には、時間的な余裕は確かにありますが、長くても一冊あたり1ヶ月前後で終わらせましょう。
逆に二周目以降は、バランスを整えるために同時に数冊をまわしていきましょう。
 

夏までの最優先事項

大学の年間カリキュラムを確認しながら、自身の勉強パターンを作り上げましょう。
・一日、何時間勉強するのか
・勉強時間をいつに設定するのか
・勉強時間のうち暗記時間をいつ、どの程度に設定するのか
・覚えたことを忘れないためのメインテナンスの時間と頻度をどうするのか
などなど。
計画だけではなく、無理なく実行できるか、実際にやってみましょう。
自分の勉強パターンができていれば、あとはやるだけ!
多くの受験生は6年生になってから試行錯誤をはじめますから、この時点で大きな差をつけることができます。
 

科目別の注意点

1)必修の過去問題
必修の過去問題はすべての科目を終わらせてから、最後に手をつけましょう。
必修問題は「一般問題と変わらないもの」と「必修独特のもの(英語や歯学史など)」がありますが、問題数としては「一般問題と変わらないもの」がほとんどを占めます。
 
つまり「他の科目の一般問題を解くこと」=「必修対策をすること」。
仕上げとして最後に必修の過去問を解けば、それが最終チェックになり、「リアルな必修模試」を個人で実施できることになります。
 
2)基礎系の過去問題
基礎系科目を十分に理解してから、臨床系科目に進むのは、歯科医学を理解するための王道。ベースがしっかりしていれば、その後の学習における理解度は大きく飛躍します。
この理想的な学習ができるのが5年スタートの強み!
まず最初に基礎系科目からスタートして、ここでしっかりと基本事項をおさらいしておきましょう。
中でも、解剖・理工は多くの臨床系科目に関連するため、かなりの時間をかけても十分なリターンが望めます。
解剖については文字だけでなく、図説などを使用しながらしっかりと立体把握をしていきましょう。さらに暗記も完璧に!
理工については、それぞれの材料の性質を臨床応用に結びつけて、使える知識を貯金しておきましょう。
 
ただし基礎系科目にハマりすぎるのもよくありません。
過去問題集をみて、10年に一度くらいしか出題されていないテーマであれば、後回しにして構いません。
国試勉強では、「まず絶対に出題される分野を完璧にする」→「その後に、時間の余裕があればそれ以外の分野を仕上げる」という順番が必須です。出題頻度が高い分野を最後に積み残すわけにはいきませんからね。
詳細な分析でなくても、過去問題集で前後の問題を確認すれば、おおよその出題頻度はわかります。「基本事項は完璧に!そうでないところはざっくりと!」このメリハリをつけることができると成績は飛躍的に伸びますので、勉強の中でぜひ意識してみてください。
 
 
3)衛生の過去問題
過去問題集の厚みをみればわかるように、現在の国家試験では衛生の配分が多く、必修などでもたくさんの出題がみられます。
厚生労働省の検討部会においても、社会情勢の変化に対応できる歯科医師の重要性が度々とりあげられていることからも、今後も社会と歯科をつなげる衛生分野の出題は増加するでしょう。
今の歯科国試で「衛生は苦手だけど確実に合格」はありえません
衛生の中で出て来る暗記事項については、5年生の一年間で計画的にしっかり回していきましょう。余裕がある今のうちに、暗記カードなどを作っておくのもオススメです。
 
近年の歯科医師国家試験では「思考力が必要な問題」も重要視されていますが、思考力や論理力は個人差が多く、ちょっと練習したからといってすぐに伸びるものではありません。(とはいえそれなりに対策は必要ですが)
そんな中で「確実に覚えていれば得点でき」「時間をかければかけただけ比例的に成績が上がる」衛生は受験生にとっての命綱となります。