歯科医師国家試験対策のデンタルオレンジ
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歯科国試対策の方法

春の学習目標:6年生

 
6年生および既卒生の場合には4月から本番まで10か月。すでに一年はありません。ムダな時間は一分たりとも使わないつもりでいきましょう。合格の確実性を上げることももちろん大切ですが、それ以上に大切なのは期限内に間に合わせること。日々、締め切りの意識をもって学習に臨んでくださいね。
   
これまでの学習量や理解の程度は人それぞれだと思いますが、ここでは一般的に推奨する学習計画をご説明します。
 

 6年生向け:春の学習目標

現役生は本当に忙しい!
卒試や小テストなどで、なかなか自分のペースで勉強が進められないでしょうが、これは全現役生に共通すること。その中で一歩先に進むことができた人だけが、卒試と国試のダブル合格を手に入れられます。
10か月という短期で勝負をかけること、つまり勢いが衰えない状態で本番に突入できることが、現役生の何よりの強みですので、テンション上げていきましょう!
 

夏までの最優先事項

6年生の場合は模擬試験がはじまる9月上旬までに、過去問題集を一周終わらせてください。
模擬試験は全国の受験生と自分の比較ができる一番重要な対策ツール。
一通りの勉強が終わってないのに模試を受けるなんて、もったいなさすぎます。
 
全部の科目を完璧に仕上げる必要はありません。
多くの受験生にとってそれは無理な話ですし、一周目から完璧に仕上げようとしてしまうことで時間が不足して、間に合わなくなってしまうリスクが高いです。
すべての問題を解く時間が無ければ、直近10年分でもかまいませんし、その問題をピックアップする時間がもったいないのであれば過去問題集の左ページ(または右ページ)だけ解くのでもOKです。
 
なにしろ模試の受験時に「まったく手をつけていない科目や分野」を残すのは禁物。
ざっとでも良いので全科目の全分野を把握した状態で模試を受験すれば、個人の成績データの信頼性がぐっと高まり、その後の勉強を効率的に進めることができます。
 
 

科目別の注意点

1)必修の過去問題
もしもまだ手をつけていないのであれば大チャンス!
必修の過去問題はすべての科目を終わらせてから、最後に手をつけましょう。
必修問題は「一般問題と変わらないもの」と「必修独特のもの(英語や歯学史など)」がありますが、問題数としては「一般問題と変わらないもの」がほとんどを占めます。
 
つまり「他の科目の一般問題を解くこと」=「必修対策をすること」。
仕上げとして最後に必修の過去問を解けば、それが模試前の最終チェックになり、「リアルな必修模試」を個人で実施できることになります。
 
2)基礎系の過去問題
基礎系科目を十分に理解してから、臨床系科目に進むのは、歯科医学を理解するための王道。ベースがしっかりしていれば、その後の学習における理解度は大きく飛躍します。
ただし、これはあくまでも「時間が十分にある時の理想論」。
10か月というリミットの中では、やはり出題数が多い臨床系科目に十分な時間をかけるべきでしょう。
過去問一周目においては、基礎系科目よりも臨床系科目にできるだけ時間を配分してください。
基礎の過去問題集は順番としては一番最初、時間としては約10日間で一周を終わらせてください。ここでは「どういう分野が出題されているのか」把握することを意識しましょう。
その後、臨床系科目の過去問題集を進める段階で、基礎につながる事項が出てきた時にまめに基礎に立ち戻りましょう。ちょっと面倒に思えるかもしれませんが、今の国家試験では「臨床につながる基礎の知識」が最もねらわれるところ。出題されやすいところから片付けていくことが、国試対策の鉄則です。
 
3)衛生の過去問題
過去問題集の厚みをみればわかるように、現在の国家試験では衛生の配分が多く、必修などでもたくさんの出題がみられます。
厚生労働省の検討部会においても、社会情勢の変化に対応できる歯科医師の重要性が度々とりあげられていることからも、今後も社会と歯科をつなげる衛生分野の出題は増加するでしょう。
今の歯科国試で「衛生は苦手だけど確実に合格」はありえません。
衛生だけは模試前に過去問題集を2周まわしましょう。
 
近年の歯科医師国家試験では「思考力が必要な問題」も重要視されていますが、思考力や論理力は個人差が多く、ちょっと練習したからといってすぐに伸びるものではありません。(とはいえそれなりに対策は必要ですが)
そんな中で「確実に覚えていれば得点でき」「時間をかければかけただけ比例的に成績が上がる」衛生は受験生にとっての命綱となります。