歯科医師国家試験対策のデンタルオレンジ
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歯科国試対策の方法

 既卒生向け:冬の学習目標

 

ここで最後の猛ダッシュ

既卒生なら誰でも知っている通り、直前1〜2か月は現役生が一気に得点を伸ばす時期。
最後の模試の成績が良くても油断はできません。
模試が終わった後にも現役は恐ろしい勢いで後ろから迫ってきます。
 
既卒生の場合は長距離走。年間通してコツコツと貯金を増やしていくのが鉄則ですが、最後だけは全速力で逃げ切りましょう。勉強し過ぎで死んだ人はいません。
「去年より1年多く勉強してるんだから大丈夫」
自分の中の不安を抑えるためにそんなふうに考えることは悪くありませんが、それが油断やツメの甘さにつながることの無いように注意しましょう。
 
1)いま一度、暗記事項の確認を
 一般的な傾向として何年もかかってしまう既卒生は一般問題や必修問題での失点が目立ちます。
 
知っているはずなのに、間違える問題がいつまで経っても少なくならない。
勉強しているはずなのに、点数があまり伸びない。
 
そんな場合には、いま一度「自分の暗記レベルが十分なのか」確認してみましょう。自分ではきちんと覚えているつもりでも、実はみんなの仕上げているレベルには達していない可能性がかなりあります。
 
まずは「自分に対する要求度」をきちんと引き上げましょう
暗記できない一番の原因は「このくらいでいいかな」という自分のラインが間違っていること。そのラインさえ適切なら、後は時間と回数をある程度かければ覚えられないなんてことはありません。
 
「自分に対する要求度が低かった」ことに対する反省はいりません。
誰でも参考書を丸々暗記なんてしないですよね。
要求度は高すぎると、結局時間が足りないということになってしまいます。
また友人と一緒に勉強していても、個々の頭の中で、どのポイントをどこまでツメているのかなんて見えないですよね。
だから自分ではそこに問題があることに気が付かないのが当たり前です。
 
最終的に見直しをする際に
「このポイント、受験生で知らない人がいたらひくわ〜」レベルのものは完全暗記!
見たらわかるレベルではなく、白紙に書き出せるレベルまで仕上げていきましょう。
特に超直前期は締切効果も手伝って、勢いにのってしまえば面白いくらいに覚えられるはず。気持ちの焦りも武器に変えて、確実な合格まで突き進みましょうね!
 
2)漠然とした不安を味方につける
これまでしっかり勉強してきた人。
そんな人ほど、「この努力をムダにしたくない」という気持ちが強くなり、不安感は強くなるものです。
自分の成績を見ると十分に合格圏内なのに、どうしても漠然とした不安が消えない。
そんな人も既卒生の中には多いでしょうが、その不安感は前回の失敗を受けてリスクを回避しようとする心の現れですから、むしろ良いことです。
 
精一杯努力しているのに、不安感にさいなまれているのは見ているこちらも辛いもの。
ただ一方で、「合格可能性が高い受験生ほど不安を訴える」ことを私自身は知っているので、そういう姿をみると「ああ、大丈夫。今年はいけるな」と確信を持つことができるのです。
 
不安があるからこそ、失敗した経験があるからこそ、日々の学習精度は向上します
「念のため、もう一度見ておこうかな」
「もう少し理解を深めておいたほうがいいかな」
そんなその時々の判断は一年を通して大きな実力差となります。

勉強が手につかないほど不安が強くなっているので無ければ、「むしろ不安なのは良いこと」と考えましょう。
無理に不安を押さえ込むようなことはやめてくださいね。
おそらく合格発表のその日まで何をしたって不安は消えません。
だったら上手く付き合いましょう。
不安を追い風にすること、不安に思う自分のことを責めないこと、不安が高くなりすぎる前にどこかで吐き出すこと、これが大切です。
 
現役の強みが勢いなら、既卒生の強みは「失敗した経験」。
これがあるからこそ、きちんと対策を講じた既卒生の合格率は現役よりも圧倒的に高いのです。
不安は不幸の前触れではなく、合格への王道ですから、どうぞ安心して適度な不安を持って最後の仕上げをベストなものにしてくださいね。